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「みんなで考える、ニッポンのデザイン」

  • 2009-11-19 (木) 16:33
  • Asides

ナガオカケンメイとニッポン

『ナガオカケンメイとニッポン』(発行・創美社/発売・集英社)刊行記念 ナガオカケンメイ トークショー&サイン会 ゲスト:石黒謙吾
「みんなで考える、ニッポンのデザイン」

『ナガオカケンメイとニッポン』の刊行を記念し、ナガオカケンメイ氏に、D&DEPARTMENT PROJECTの活動を通して、日本のデザイン事情について感じたり思ったりしていることをお話いただきます。ゲストに本書の編集・プロデュースを手がけた石黒謙吾氏を迎えて、ナガオカ氏の現在の活動について深く掘り下げます。

書籍代込みの入場料なのだけれど、その金額が書籍代なので実質無料なのです。石黒さんを初めて拝見したのだけれど、Twitterのつぶやきそのままの方だった。

石黒謙吾 (ishigurokengo) on Twitter

D&DEPARTMENT PROJECT TOKYOでの先行発売ですでに購入していたので、2冊目の購入、2冊目のサイン本。

内容はというと、主にナガオカ日記の「d47」と「NIPPON VISION」関連、タイトルの通り日本に関すること。東京と地方の話などなど。d47 D&DEPARTMENT PROJECT-47は、47都道府県に一カ所づつD&DEPARTMENTをつくっていくプロジェクト。NIPPON VISIONは、日本全国のロングライフなものをD&DEPARTMENTの視点で集めて展示販売するプロジェクトかな。ナガオカさんがこの日本の社会に対して何を考え、それをどうやって実行していっているのか。2005年から2009年、今年までの日記のなかから選び抜かれています。

d design travel

ボランティアに行った時から、作っているという話をきいていたのでやっと出るのか!と。そのランチを一緒にしたときに、これが売れなかったら潰れると冗談めかしてナガオカさんは言ってたけど、真面目に儲かるようなものでもないし、本当に売れないと赤字になるような雑誌だな、とやっぱりこのトークショーのときにも言ってました。全部で10,000部だそうで、6,000部売れてとんとん、10,000部売れても100万円儲かるぐらいみたいな話。実際はわからないけれど。

旅行雑誌になるわけなんだけど、ちゃんと広告も入れている、けれど、広告も選んでいる。ロングライフがテーマなわけです。そんな企業の協賛のもとの雑誌なのです。

そこでロイズの話。北海道のためなら、ということで通常1企業1ページなのに2ページも出してくれたという話。ぼくにはその事実しかこうやって書けないのだけれど、ナガオカさんが話された言葉にやっぱりうるっとくるのです。10,000部しか出ない雑誌の広告がどれほどの効果かというと、普通はやっぱりないに等しいのでしょうけれど。でも、ぼくは安心するんです、多分。

自社の広告を打って、勢いがあるものがよいみたいな評価軸には興味がなくなってきたんではないか。流行りに乗ったものや人に対して、その背景、というか、そのものの先に人が見えていない段階で、そのものを好きであると公言することが、もはやできなくなってきている気がするのです。

何はともあれ、dの復刊、d design travelが非常に楽しみです。あと、出版記念のパーティーも野口さんからお誘いも受けたので行ってきたいと思います。

d design travel – デザインプロジェクト – D&DEPARTMENT

ぼくが「ナガオカケンメイとニッポン」を読んでいいな!と思ったところをまとめてみました。

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