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2010年

  • 2010-01-04 (Mon) 23:37
  • Asides

2010年が始まりました。今年もよろしくお願いいたします。

2008年にフリーランスとして独立し、無計画な上京をして約1年半が経ってしまいました。そして去年は、ぼくにとってとてもうれしい出会いや体験をさせていただいたと思っています。

一番の出来事はやはり、D&DEPARTMENT PROJECTでボランティア・スタッフとして働けたことでした。実直で真っ当そのものの企業、売り場、企画だったと感じました。現実の売り場に立ち、その空間を体験できたことで、さらにこのD&DEPARTMENT PROJECTに興味を持ち、このプロジェクト自体がロングライフであることを望むようになりました。ぼくにとっては、ナガオカケンメイさんはアイドルである、と思いました。

次いでの出来事は、YOKO KANNO SEATBELTS『超時空七夕ソニック』。七夕の夜に行われた、こちらもぼくのアイドル菅野よう子さんの今世紀最大の音楽の祭典。もう10年以上も前からぼくのアイドルであり続ける菅野さんを間近にできたことこそ、奇跡だし、もうこれ以上を望まないぐらい限りの楽しく、素敵なステージでした。いくらでも泣けます、おかわり自由。

RENTのブロードウェイツアーを見に行ったことも、この上なく素敵な出来事でした。オリジナルキャストであるアダム・パスカルとアンソニー・ラップ。ブロードウェイでの初演から10年以上たった今でも彼らは、ロジャーであり、マークでした。字幕は出るものの、もちろん全編英語でありましたが、その感動は変わりません。最初から最後まで泣き続けてしまいました。昨年の日本版とはやはり比べものにならないぐらいすごかった。ブロードウェイってすごい。もちろんスタンディングオベーション。ああ、これ見たら延々に拍手をし続ける、そう感じることのできる舞台でした。素晴らしい。

あとひとつ、自由大学での「東京仕事百貨の伝え方」に参加できたことです。こちらもずっと以前から好きで見ていたサイトの人に会えること、そして、そこから繋がるゲストの方々のお話を聞くこと、それ自体がとても素晴らしい経験だったように思います。さらにこの自由大学というコミュニティに参加できた、ということ。これに関しては、まだまだわからないけれど、この先様々な意味を持って後に解釈されるべきものだろうな、と個人的には思います。

最後は、デザイナーの秋田道夫さんとお話したこと。ブログを通して知っているその人にまた会えてしまった、と思いました。

去年は、ぼく個人がずっと興味を持ち、それは長い間だったり期間としては短いかもしれませんが、追い続けた人に会えた年でありました。そしてこの出会いを機にさらにその方々を好きになり、何かしてあげたい、応援したい、そういう気持ちにさせられました。

ぼくには好きなもの、なくなって欲しくないものがたくさんあります。仙川にあったRe:Sなお店、すなおが閉店し、D&MOTELS STORE、D&COFFEEもecute立川から撤退しました。下北沢のジャズ喫茶マサコもその建物すらなくなってしまいました。このなんとも悲しいことを受け入れながらも、なぜこんなにもぼくは無力なのか、と思うばかりでした。そんな現実を何ともできないぼくのこの思いはどうすればよいのか、と。

実際こんなこと書いている自分自身胡散臭いと思ってしまいますが、なくなっても平気でいる自分もいるのです。代替可能なものだったのか、と。そう感じている自分を見てまた悲しいとも思うのです。

必要なものは残る、のです。必要のないものは残らない。そう思えば、今ある好きなものをさらに応援することこそが大事なのではないか、そう思うのです。ぼくは昨年以上にD&DEPARTMENT PROJECTについてTwitterでつぶやくだろうし、菅野よう子作曲のCDを買うだろうし、東京仕事百貨とは仲良くありたいと思うし、秋田さんのブログはTumblrに引用すると思う。今、ぼくにできる限りのことをしていくこと、それしかないかもしれない、と。

さらにはそういう行為に力をもっとつけなければならない、とも思います。ぼく自身が好きな対象よりも非力であっては、微力でしかありません、それが現実です。ならば、ぼく自身が現実に力をつけなければならない、そうも思うのです。ぼくの限りある時間を好きなことに注ぐ、それはそれでとても幸せな時間であります。幸せな時間であるならば、もっと楽しく、もっと素敵なものにするために自分自身を磨き、現実に力をつけたい、そう思うのです。好きな人やもののためならば、多少苦しくても頑張ったりできるのです、それは楽しい時間だから。それは何より自分のためだから。

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